書く技術・伝える技術_実践3

感想:一つの課題に3時間ほどがかかった。目的や伝えたいことを見極めて言語化する能力をもう少し伸ばしていきたい。
 
実践編
実践1ビジネス文章は、この型を覚えよう。
「総論」「各論」「結論」
「総論」
→目的と要約を7文前後で。かけhが30秒で読める。
目的を述べる
背景/問題点・必然性/目的
全体を要約する
まとめの文/情報①,②,③
「各論」→重要な情報①について●要約文●詳細情報
重要な情報②について●要約文●詳細情報
重要な情報③について●要約文●詳細情報
「結論」→総論で述べた要約を抜粋
実践2ビジネス文章は、この手順で書き上げよう
 
実践3提案書を作ってみよう
 
英語公用語化提案書編
日本のマーケットは、縮小傾向にあり、
ビジネス規模を維持するためには、新興国でのビジネス展開がキーになると考える。企業がグローバル化を目指す中で、自社でも英語の公用語化を提案したい。
その理由は、2つある。新規人材の獲得、国際化に向けた社員の意識改革である。
 
1つ目の理由は、新規人材の獲得だ。
欧米相手のこれまでは、英語のできる日本人を現地法人に送ればよかった。しかし、新興国なら日本人を現地に送るより、コストの低く現地のことをよく知る現地の人材を雇うほうが効率的だ。そのために英語で仕事ができる環境を整える必要があると考える。
また海外の人材だけでなく日本人社員も優秀な人材を採用できる。求める能力をはっきり打ち出せば、求める人材のみを集めて選考できる。無条件に門戸を広げては、優秀な人材を見落としかねない。
 
2つ目の理由は、社員の意識改革だ。
これまで、国内市場でそれなりに成功してきた。国際化と言葉でいっても、多くの社員には実感できないし、積極的に考えようともしない。それでは、中期計画の実現はおぼつかない。社員が変わらなければこのままではジリ貧である。自社英語の公用語化は、一種のカンフル剤になる。
 
最後に、すべての状況で公用語を英語にしたのでは、国内での業務効率が下がるという意見がある。
まずは、役員以上の会議、役員が読む文章、外国人を含む会議から始めれば良い。