#1 Web系企業の特徴について説明します

こんにちは、たなかです。文字起こしです。

情報がまとまっていて、サイトをいろいろ探しながら自分でまとめるよりも楽に業界を知ることが出来ました。

参考にしたYouTube

https://www.youtube.com/watch?v=4rMcu44o9XQ

 

Web系企業とは
・インターネットを活用した
・発注元の存在しない
・スケールさせることを前提とした
・自社サービス
 
を提供している企業のこと
Web系企業向けの受託開発を行っている企業さんは「発注元が存在する」という点においてはSlerさんに近いですが、カルチャーや開発方式がWeb系企業とほぼ同等の場合が多いので「Web系企業である」と考えてよいのではないかと思います。
 
Web系企業には、Slerさんのような「メーカー系」「ユーザー系」のような「大分類」は存在せず、
その企業が提供しているサービスが主にどういう分野に属するかという点で細かく「小分類」する方式が一般的です。
 
比較的大きな分野
(関わっている企業が多い分野)は
・EC系
・アドテク系(ネット広告系)
・メディア系
 
という感じになります。
 
企業の例
EC系
楽天/スタートトゥデイ
アドテク系(ネット広告系)
メディア系
BuzzFeed/ハフィントンポスト
 
分野を表す用語の後ろに「Tech」を付ける「xTech」 という方式が最近定着してきています。
よく聞くもの
・FinTech
・EdTech
・HRTech
・FashionTech
・Health Tech
など
FinTech
・金融系サービス
EdTech
・教育サービス
HRTech
・人材・人事系サービス
FashionTech
・ファッション系サービス
Health Tech
・健康系サービス
 
インターネットを活用できる分野なら、どこにもWeb系企業は存在する。
 
Web系企業のエンジニアの分類に関してSlerのように「SE/PG」という呼称は存在せず、そのエンジニアが専門としている技術分野で分類するのが一般的です。
・インフラエンジニア
・サーバーサイドエンジニア
・フロントサイドエンジニア
iOS/Androidエンジニア
※インフラ/サーバーサイド/フロントすべての領域を幅広くカバーしている人を「フルスタックエンジニア」といったりします。
その他、「Unityエンジニア」「機械学習エンジニア」等、細かく分類するともっと色々あると思いますが、代表的な呼称は大体こんな感じです。
 
それぞれの職種がどういうことやっているかというのは、また別の動画で細かく説明したい。
ざっと説明しておくと
 
インフラエンジニア
サービスで使うサーバーやネットワークの構築・運用・監視業務等を行います。
 
プログラミング的な作業も行うのですが、高パフォーマンスのサービスを安定して運用していくための様々な作業を行う「縁の下の力持ち」的なイメージの職種です。
 
サーバーサイドエンジニア
 
PHP,Ruby,Scala,Goなど様々な言語を使ってサーバー側で働くプログラムを開発する職種です。
 
フロントサイドエンジニア
主に「JavaScript」という言語を使ってブラウザ側で実行されるプログラムを開発する職種
※「ドックイヤー」と呼ばれるWeb業界の中でも、この分野の技術進化の速度(流行り廃りのスピード)がおそらく最も速い。
印象的にはドッグイヤーどころでないくらいいろんなものが進展している
 
iOS/Androidエンジニア
iPhoneAndroid等のスマホタブレット上で動作するプログラムを開発する職種。
iOSの場合はSwiftまたはObjective-C,
 Androidの場合はKotlinまたはJavaが使用される。
 
※「クロスプラットフォーム開発ツール」と呼ばれる、ワンソース(1つのコード)でiOS/Android両方のプラットフォームに対応したプログラム開発ができるツールも最近では人気がある(細かいところに手が届かない等の制約あり)
基本的にはそれぞれの言語が対応しているプラットフォームで開発するのが多い
 
Web業界の最近の技術トレンド
・IoT
VR/AR
 
特に「AI」に関しては、Web業界で働くエンジニアの「必須教養」になってきているという印象です。
※深いところまで完璧に理解している必要は無いとしても、ある程度知っておかないと時代に取り残される/生き残れない/という危機感を、かなり多くのエンジニアが感じていると思います。非常にまずいという雰囲気が漂っている。
AIにおいては、ある程度の数学知識が無いとある程度知っておくということも出来ないのでエンジンアの間で数学を学び直しを行うエンジニアが最近結構増えて一部でちょっとしたブームになっている感じはある。
IT業界で使っている技術の多くはアプリケーションエンジニアというかサービスを作ることが専門のエンジニアとしては、そういうふうに働いている人の場合、数学的素養がなくても余裕でこなせてしまうものがほとんどだったのですが、AIというか機械学習ディープラーニングという技術がWeb企業の普段の業務でも使われるようになってきたことで、数学をやらないわけには行かなくなってきた印象です。
 
 
そういう感じでですね、AI,ブロックチェーンに限らずWeb業界でエンジニアをやるということは、次から次に出てくる新しい技術にひたすキャッチアップし続けなければならないということでもあります。、
※それを「楽しい」と思えるか、それとも「つらい」と感じてしまうか、そこら辺はWeb業界でエンジニアとして働くことが自分が向いているかそうでないか判断する上では、とてもいい判断材料になるのではないかと思います。